資質・能力の育ち調査:附属こども園
第1回 資質・能力の育ち調査:附属こども園
附属こども園では、子どもたちに育みたい資質・能力を〔自分から〕〔創造する〕〔人とともに〕という3つの観点で12個に整理しています。それは、【主体性】【充実感・満足感】【自己決定】【自己制御】と、【思いつく】【工夫・探究】【やり遂げる】【多面的に考える】と、【親しみ・信頼】【言葉・コミュニケーション】【違いに気づく】【協力・協同】の12個です。
附属こども園の「教育・保育目標」には、12個の資質・能力を育むために、園で子どもたちに体験してほしいことを記載しています。また、「全体的な計画」では、それらの体験を学年ごとに整理して記載しています。「子どもたちに育みたい資質・能力調査」では、園の教育・保育活動を通して、そのような力が子どもたちの中に育まれたかどうかを検証していくために、保護者の方々にご協力をいただき、縦断的な調査を実施することとなりました。
令和6年度(2024年度)には、調査の第1回目を実施しました。調査は、学年ごとに質問項目を変え、それぞれの学年ごとに、園の教育・保育目標と照らしあわせつつ、より具体的な子どもの姿を記載し、それらの姿が子どもたちの中に芽生えているかどうかを保護者の方々に尋ねました。ご協力いただきました保護者の皆様には深く御礼申し上げます。
今後、縦断的に調査を行うことで、子どもたちの中に資質・能力の育ちが見られるのかどうかを検証しつつ、保育における環境設定や、保育者の関わり、園の行事の在り方などを見直していきたいと思います。