こだわりのパンケーキ
そら組さんが、ボールに泥を入れて成形し、パンケーキをつくっていました。みごとに出来上がったきれいな形のパンケーキを地面におくと、「かわかさないと」と、先生に説明します。先生は「なるほど、なんでかわくの?」と尋ねると、「たいようあたって」と答えます。次に、ポケットから大切にしまっていた木片を取り出して、これも乾かします。それと知らずに先生が片付けようとすると、「あーそれ、パンケーキのもと」「ねちょねちょしている」とあわてて止めます。どうやら、樹液のついたこだわりの木片を乾かしてパンケーキの材料にするようです。
【ポイント】太陽の下に置くと水分が蒸発することなどを体験的に学んでいます。また、樹液がついた木片をパンケーキの隠し味にしようと工夫するところなどはさすがです。試行錯誤して工夫を凝らして作っていくプロセスをみていると、人類はこうやって酵母を発見し、パンを焼き始めたのではないかと想像してしまいます。