about センターについて
こどもの学びと育ちセンター
大学・園をひらき、交流でつなぐ
奈良教育大学附属幼稚園
~現職研修・保育者養成・保護者支援・研究~
本事業の目的及び目標設定
本事業では、これまでに本学が中高生、養成校生、現職保育者等を対象に、個別に行ってきた親性育成・職の魅力向上のための様々な取組を、エビデンスに基づく客観的な指標を用いて検証・評価し、効果的な取組に更新する。
また、中高生、養成校生、現職保育者等を対象に、大学や附属幼稚園というフィールドを“ひらいて”、中高生、養成校生、現職保育者等がそれぞれの立場から交流して“つなぐ”ことにより、相互連関させることができるようなプラットフォームを開発、運営する。
そして、これらの効果的な取組とプラットフォームの運営による相互連関による、「職」の魅力向上と人材確保の好循環を生み出すモデルを構築することを目指す。
なお、各テーマの選定は、これまでの取組にかかる効果との比較検証のため、従来から本学で取り組んでいる事柄とする。
プラットフォームの開発・運営
本事業では、Web上にプラットフォーム(HP)を作成し、情報の統合と発信を行うとともに、プラットフォーム内にSNS機能を含めることで高校生、養成校生、現職保育者等が相互に交流、情報交換を行える環境を整える。
同時に、現実でのプラットフォームとして、奈良教育大学幼年教育専修と附属幼稚園が人材をつなげる。具体的には、中高生、養成校生、現職保育者等の全ての対象が参加できる参加型交流会を実施し、それぞれが相互に影響しあい、評価しあう人的資源として機能する機会を確保する。
取り組み
- 保護者とこども園が協働して乳幼児を育てる「共育支援プログラム」の開発と実施
- 妊娠期の保護者に対する支援プログラムの開発と実施
- 保護者支援の力量を身に付ける保育教諭の養成カリキュラムの開発と実施
- 「親性育成教育プログラム」と「子育て・教育支援コンテンツ」の開発と実施・提供
- 中・高・大学生に対する「次世代親性育成教育」の実施
- 中高生、養成校生、現職保有者、保護者の相互連関による親性育成のための教育プログラムの実施
- プラットフォームの開発と情報発信、交流の促進